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五反田の氏神様
雉子神社(きじじんじゃ)は、歴史と現代が融合したユニークな神社です。
都会の喧騒を離れ、静かで落ち着いた雰囲気の中で、歴史を感じながら参拝することができます。
特に、秋の紅葉時期には、美しいイチョウの木を鑑賞することができます。
「雉子神社」の奥隣に「三柱神社」が祀られている。
 

⚫︎歴史と由来
文明年間(1469-87年)に創建されたとされ、古くは「大鳥明神」と呼ばれていました。
江戸時代には徳川家光が鷹狩りの際に白雉が社地に飛び込んだことをきっかけに「雉子ノ宮」と改名され、広く知られるようになりました。
その後、平成6年に現在の社殿が建てられ、モダンなビルの中に鎮座しています。

⚫︎ご祭神
 * 日本武尊
 * 天手力雄命
 * 大山祇命
 *その他、倉稲魂命(稲荷)、大国主命(大黒)、埴山姫命などを祀る三柱神社も併設されています。

⚫︎ご利益
 * 必勝祈願
 * 火防守護
 * 家内安全
 * 金運招福
 

⚫︎特徴
 * 由緒ある神社: 古くからの歴史を持ち、江戸時代には有名な神社でした。
 * 白雉の伝説: 徳川家光と白雉の逸話が残っており、神社の名前の由来となっています。

⚫︎社殿
モダンなビルの中に木造の社殿が建てられており、そのコントラストが印象的です。
都会の中の静寂: 都心部にありながら、静かで落ち着いた雰囲気です。
境内は広く、静かで落ち着いた雰囲気です。

 ⚫︎イチョウの木
樹齢150〜200年。高さ30メートル。
品川区の天然記念物に指定されています。
(桜田通り沿い)
 
⚫︎アクセス
 * 最寄り駅: 
JR山手線・都営浅草線 五反田駅より徒歩5分
(都営浅草線 高輪台駅からも徒歩圏内)
 * 道路: 桜田通り沿い(国道1号線)
 

 
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昭和天皇の御製「松上雪」
(昭和天皇が詠まれた有名な和歌)
 
 「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ 松ぞをしき人もかくあれ」
 
⚫︎歌の意味
 * ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ: 降り積もる深い雪にも耐えて、その色を変えることのない松のように。
 
 * 松ぞをしき人もかくあれ: 人もまた、松のように強くたくましくありたいものです。
 
⚫︎御製の背景
この御製は、終戦の翌年、昭和21年1月の歌会始で詠まれました。戦後の厳しい状況下において、国民を励まし、希望を与えるために詠まれたと考えられています。
 
⚫︎御製に込められた想い
 * 不屈の精神: 松が厳しい冬の寒さにも耐え、春には再び緑の葉を茂らせるように、人々も困難な状況に屈せず、希望を持ち続けてほしいという願いが込められています。
 
 * 復興への願い: 戦後の日本が、松のように力強く復興することを願う天皇陛下の気持ちが表れています。
 
 * 国民へのメッセージ: 国民一人ひとりが、困難な状況の中でも、松のように強くたくましく生き抜いてほしいというメッセージです。
 
⚫︎この御製が現代に与える影響
この御製は、現代においても、困難な状況に直面した人々に勇気を与え続けています。自然の力強さを人々に重ね合わせ、困難を乗り越えるための精神的な支えとなっています。
2025.06.01 Sunday